ご挨拶

沖縄協会並びに県人会が相携えて取り組んだ大阪沖縄会館の改修事業が、沖綿県をはじめ多くの関係者各位のご協力・ご支援のお蔭をもちまして立派に完工いたしました。

会館は、沖縄の本土復帰記念事業として、大阪府・大阪市・沖縄県のご支援と多くの関係者各位のご協力を受けて建設されましたが、老朽化がたいへん進んでいましたので、全面改修することにいたしました。改修に当たっては、沖縄県のご支援と多くの関係者各位のご協力があり、ここに安全性・利便性・集客力が著しく向上した素晴らしい会館をリニューアルオープンすることができました。改修事業にご協力されたすべての関係者各位に心から感謝と御礼を申し上げます。

ありがとうございます。

顧みて思うに、大阪は沖縄の県外・国外を通じて最もウチナーンチュが多く住んでいる地域だと言われており、その端緒は大正期の出稼ぎでありました。当時は沖縄に対する差別や偏見が根強く、また、時代は世界恐慌・15年戦争・空襲・敗戦と続き、未曾有の国難にも翻弄されましたが、戦後の廃墟と混乱の中で県人会を結成し、本土復帰の際には会館建設の偉業を成し遂げました。会館には、こうした先人たちの苦難な歩みとそれを乗り越え、今日の発展の礎を築いた自信と誇りが刻まれており、会館は沖縄の宝であり、在阪沖縄出身者に自信と勇気を与える希望のシンポルであります。

今回の改修事業には、沖縄県をはじめ1000件にも及ぶ関係者各位の温かいご協力があり、資金造成も順調に進展し、改修工事は平成25年7月1日から始まり同年9月28日に完工、先代から受け継いだ会館を立派に改修して次の世代につなぐことができました。 新装になった会館は、これまで継続実施してきた諸事業をより設備の整った会館で引き続き実施すると共に、広く関西における沖縄出身者の活動拠点としての活用も検討しています。また、沖縄の観光・経済・文化の発信拠点の機能も強化していく所存であります。

大阪沖縄県人会連合会  会長 
一般財団法人大阪沖縄協会 理事長